ファンタジーといえばドラゴン!
特に赤いドラゴンが定番イメージ。
私が好きなドラゴンは強くてかっこよくて賢くて、
人間を愚かだと思ってるけどちょっと甘くて
一度約束すれば堅く守ってくれる誠実な生き物
そういう魅力溢れるドラゴンが観れるのがこの映画です。
目次
あらすじ
騎士のボーエンは民を苦しめる王の元で王子の指導を任されていました。
その王子には良き王になって欲しいと騎士道を叩き込んでいくボーエン。
そこに農民が暴動を起こしたとの知らせが届き、
王子アイノンが駆けつけると、そこには瀕死の父親の姿が。
死に際に立ち会った王子はその現場で事故により胸を負傷してしまいます。
王妃は息子をなんとか救うためにドラゴンに懇願し、
ドラゴンは自分の心臓の半分を王子に分け与えてくれます。
ただし、良き王になることを誓うことを条件に。
誓ったことで命を救ったアイノンですが、すぐに本性を現し始めます。
権力に溺れ、民を苦しめ、圧政を始めて残虐になっていくアイノン。
騎士のボーエンは「ドラゴンの心臓をもらったから代わってしまった」
と思い込みます。
忠実な騎士はドラゴンを憎むようになってしまうのです。
ボーエンはアイノンの元を去り、ドラゴンスレイヤーとして賞金稼ぎの生活を始めますが、
思うように稼げず、最後の一頭と戦闘中ある取引を持ちかけられ、
ドラゴンと自作自演の討伐劇を演出して稼ぐようになります。
ですが実は、その組んだドラゴンはアイノンに心臓を分けたドラゴンだったのです。
行動を共にするうちに信頼関係を築いていくボーエンとドラゴン。
このコンビがやがて国を変えていく運命に巻き込まれていきます。
愛すべき登場人物
ボーエン
世の中や自分の無力さに失望してやさぐれちゃったボーエンが個人的に好き。
衣装も黒マントに軽装備。剣と盾と弓を使いこなす感じがかっこええですよ。
ドラゴンのドレイコ
まず言っておきたい。
火を出す場所が口、じゃなくて鼻かよ!!!
っていうツッコミどころが・・・あるんですが!
最初は厳格な印象だったのに、意外とお調子者でおちゃめで親しみやすい。
そして魂の高潔さは大事にしている良い奴です。
ギルバート
おしゃべりな詩人。こういう人がいると和む(笑
その厨二っぽい詩がファンタジーっぽさを引き立ててくれます。
優しい性格でひょこひょこついてくるのがかわいい。
カーラ
芯のある女性で後半になればなるほど美しくなっていく・・・。
すぐドラゴンと仲良くなっちゃうところ素敵。
強気すぎて危なっかしいですが、勇ましい姿も後半で観れます。
音楽は明るいファンタジー系
結構王道な映画サウンドのような気がしますが、
ファンタジー好きとしてはワクワクする曲が多いです。
一喜一憂させてくれる丁寧な構成で、メリハリのある展開に自然と引き込まれます!
シーンの盛り上げかたとか、嫌な予感を匂わせる感じとか、参考にしていきたいな・・・
笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキもある映画らしい作品です。
ということで今日も映画語ってみました!
ファンタジー好きさんは観てる人多いかもですね。
それではまた!