巡り巡って休日が怖くなった体験談

巡り巡って休日が怖くなった体験談

2018_10_19

今日は金曜日!土日休みの身としては待望の週末です。

最近はあまりないことですが、

一時期、休日がくるのが怖くなった時期がありました。

かといって仕事が楽しい!ということではないんです。

早く家でゆっくりしたかったし、むしろお休みは待ち遠しかった。

でも、せっかく待ちわびた休日なのに、なぜか来るのが怖い。

その時の怖かった表面原因は以下のようなものでした

  • せっかくの休日を無駄に過ごしてしまう
  • 楽しいことがわからなくなってしまった
  • 何もしない自分を責めてしまう

 

この根本的原因は今考えると無価値感とエネルギー不足だったように思います。

目次

  1. 無価値感
  2. エネルギー不足
  3. 結局どうすればいいのか

 

 

 

無価値感

前の記事でも少し触れましたが、無価値感が根底に流れていたと思います。

好きではないけどこの仕事を頑張れなければ自分には価値がない

市場価値の低い自分はここで頑張らなければ

ダメ人間なのがバレてはいけない

そんな気分で過ごしていたように思います。

自然体で仕事をしていないので、オンオフの差が激しい。

営業スマイルを作ってた頬も疲れて不機嫌モード。

そして、価値証明のために動いているだけなのでどんなに褒められたりいい結果が出ても虚しい。

こんなことでいい結果を残して、何になるんだろう。

その思いが抜けなくて悩んでしまった結果いろいろ寄り道をしてしまいました。

「資格でもとってみたらいいかな」

「女性らしくしてみたらいいかな」

「ゲームの世界で役にたてば充実する?」

「音楽好きじゃなかったのかも。やめてみようかな」

虚無感を埋めるためにいろいろと手を出してましたね。

そしてこの無価値感に次のエネルギー不足が加わって状況が悪化していきます。

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エネルギー不足

上記の無価値感を埋めるために仕事をしているうちに

ジワジワと心のエネルギーが削られていました。

疲労感と無気力感が襲ってくるので、一日中ゴロゴロとしては動画でも観てぼーっとする。

それが充電になってリフレッシュできる過ごし方でもあると思うんですが、

根底に無価値感がある私は

なにもしない自分を責めるという悪循環がおきました。

なにもしていないのに、焦りでエネルギーを使ってる。

仕事で減ったエネルギーを回復できずに、次の週が始まってしまう。

怠惰な自分を悔い改め、次のお休みは有意義に過ごそうと誓うものの、

気づけば週末に楽しんでいたはずの

映画鑑賞

気ままに作曲

絵を描くこと

友達とどこかに出かけること

そういうことすら「なんか疲れる・・・」

と思うようになってしまった。

そのうち休日にリフレッシュができるわけではなく、

自己嫌悪するだけになってしまう休日。

それを繰り返しているうちに、こんな毎日がいつまで続くのか?

大した苦労をしている訳じゃないのに、こんなこともできない人間なのか?

と、負のループを繰り返すのでした。

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結局どうすればいいのか

 

いま思えばあの時のわたしは、休日に”なにもしないこと”を許してあげればよかったと思います。

なにかしなきゃと焦るだけで、うまくエネルギー充電ができずに過ごしてしまうので

楽しいことすら麻痺してしまいます。

もし、休日ダメ人間の自分が怖くなってしまったら

「価値証明はやめよう。いまはただエネルギーが少ないだけ。なにかやりたくなるまで動かない」

と決めてぼーっとするのもアリだと思います。

ダメ人間なんかじゃないんです。

自分のコントロールがうまくできていないだけ!

価値証明のために自分に義務を課すのはやめましょう。

なかなか脱せない人は、以前も紹介した自分ほめ日記も効果的です。

本当にやりたいことに手をつけられるようになったら、少しずつ回復していきます。

そのことを信じて「投げ出して」みてください。

自分を取り戻すって大事ですね。

現在は休日はやりたいことがいっぱいあるので、純粋に楽しみな状態に感謝。

ありがたや!

それではまた!

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