2017年末で事務員を辞めたのですが、離れてみてつくづく環境って大事だなと思いました。
その職場に決めた理由は、自宅から近くて、事務経験が積めればなんでもいい。
音楽も諦めかけてましたし、他の道を模索しながらその前の職場からも逃げてきた状態でした。
中途半端な営業職経験しかない気の利かないわたしを拾っていただき、ありがたく採用の連絡を受けたのちに通い始めました。
でも、今考えても、わたしにとってとても肌に合わなかった職場だったと思います。
最初から、わたしも偏見をもって周りの人に接していたし、周りもわたしに偏見をもって接していました。
尊敬する点は、みんな目の前の仕事に一生懸命だということですね。
毎日追いかけられて仕事をしていますが、それを誇りに思っている部分もあり、一日一日をスピーディーにこなしていくのはさすがプロだなと尊敬しました。
時間が経てば、やることをやっていれば、いつかはその中に馴染めるとも思いました。
でも、そもそも職場の方たちの多くの人が、言葉の選び方、感情の向け方、時間の使い方が大きく違っていました。
わたしにとってはすごくショックな言葉を投げつけられたことが何度もありました。
言い返せる強さもなく、ただ謝って、帰宅後に悔しくて泣いた日もあります。
気にかけてフォローしてくれる人がいたから耐えられたのだとは思います。
相手にとってはつい口をついて出てしまう言葉なのかもしれません。
でも、未熟なわたしはうまく流しきれず、心の声がだんだんと口汚くなっていきました。
わたしは絶対にそんなこと言わないのに、なんであの人は何も考えずぶつけてくるんだろう?
理解できない対象は、軽蔑しないとやってられないと思い始めてしまったんですよね。
そして自分の世界が狭まってくるので、心の奥底でわたしにとっては暗い未来像を抱えたまま、ここで生きるしかないのかなと諦めはじめました。
そこそこ安定していましたし、慣れてくれば仕事は楽しめてしまいます。
でも辞めてみて一年が経とうとしている今は、環境を変えてすごくよかったと思っています。
もっと居場所はいろんなところにあるんですよね。
自分を騙して接しなくても大丈夫な、心から尊敬できる人が仲間や友達や職場にもたくさんいるのが嬉しいです。
一歩踏み出せばそういう世界がすぐ近くにあるんだということに気づけました。
みつけるには、やっぱり、自分の心が静かに踊る方向へ進むことだと思います。
お世話になった方々には感謝の気持ちはありますが、それ以上に今現在の環境がわたしにとってよりよくなっていると感じたので、振り返ってみました。
息がつまったら、そこから移動するべきサインかも。
どうもとりとめのない文章になってしまいました。
また来年も今年より良くなったな、と実感したいものです。
それではまた!