東京上野の美術館に行くのが趣味で、同じ美術館好きの友達とよく出かけます。
フェルメールは大好きな画家さんです。
2018年10月5日から上野の森美術館にくるそうなので楽しみですよね!
展示の詳細は公式サイトのリンクを貼っておきますね。
フェルメールといえば「真珠の耳飾りの少女」というタイトルの絵が有名ですが、
同タイトルの映画があるのはご存知でしょうか?
今日はこの映画をなるべくネタバレがないように紹介します(笑
まず鑑賞前の前知識なのですが、
この「真珠の耳飾りの少女」という作品、少女のモデルが誰なのか?というのが未だにリアルにわかっていません。
美しい顔と何かを語る目と異国風ターバン?
背景も黒くどんな状況なのか想像できないですよね。
いろいろな説があるようですが、この映画のストーリーはその描かれるまで未知のエピソードを「本当にあったのかも?」と思わせるように描いています。
ちなみにエロおやじや嫉妬深い女の人など・・・結構ドロドロしたところもある映画なので、そういうのが苦手な人にはおすすめしません・・・(笑
好きポイントその1 絵のように美しいシーンが多い
主役のスカーレット・ヨハンソンが美しいのはもちろんですが、光の具合や色味がフェルメールの作品を意識してるのでシーンごとに切り取っても美しいです。青や黄色をこだわっているのが感じられます。
とくにアトリエにいるシーンはとても素敵。
家具や衣装もこだわりを感じます。
好きポイントその2 単純に音楽好き
ちょっと不思議なファンタジー感のある曲が多めです。
フルートの音色が主人公のグリートにぴったりだと思います。
不安と好奇心が入り混じったような色合いの音楽です。
好きなポイントその3 コリン・ファースがいいおじさま
フェルメール役のコリン・ファースの演技も好きです。心が繊細そう(笑
渋いおじさん好きな人はわかってくれるはず。
好きなポイントその4 こんな時代に絵を描いていたんだなと思う
ともすると退屈に感じてしまう人もいるかもしれませんが、時代感や絵画のような演出を楽しんでるうちに感情の変化に引き込まれ最後にドキドキがやってくる!っていう構成です。
世界観を楽しんでるうちに、フェルメールってこんな感じに絵を描いてたのかなぁ、という思いが巡らせられるのが楽しいです。
ちなみに、グリートの感受性の豊かさと芯の強さは、わたし個人的にすごい好き。
以上!
雨の日にあたたかい飲み物を飲みながらひとりで見るのが合う映画かな、と思います。
フェルメールへの妄想を膨らませたい方はぜひ鑑賞してみてください。
映画語り回でした!
それではまた!