定義すると隠れてしまうもの

定義すると隠れてしまうもの

2018_11_28

株式会社ほぼ日の経営についての本を読みました。

すいません、ほぼ日の経営。

今日はこの本で私が面白いと思った点をひとつ紹介しておきます。

「いい人」募集

人材採用の時に基準とするのが、力のある人ではなく「心で一致する人物」ということ。

どんなことを思っている人なのか

自分が一緒に仕事をしたいと思うか

こういうことを優先にして面接を繰り返していくそうです。

なので、いい人ってどんな人?という定義がない。

糸井さんはこれについて

あいまいなことを言っているようですが、なにかを表現するとき、もっとも大事な芯になることは、ぼわっとしているものです。

とおっしゃってます。

この大事な芯になることはぼわっとしている、という表現に妙に頷けて、近頃コミュニティで会議をしていると気づかされることがあります。

あれをやってみようよ!

これがいいんじゃない?

と手段や手法の話をしていると楽しくなってきて色々な可能性が出てきます。

でも、その根底に据えている大事なことがうまく共有できていないと、着飾ったぺらっとしたもののようになってしまう。

実はこのぼわっとしたものがどれだけ共有できているか、という点が一緒に仕事をする仲間として大事なのではないかと思うのです。

そしてこれからの会社選びは、その言葉では定義できない部分も含めてぴったりな会社を選ぶ時代なのではないでしょうか。

今日はこのへんで!

それではまたー♪