塾講師のアルバイトしているのですが、
ひとり、担当している生徒さんがぜんぜん集中できない
問題を解いている間に、色々考えてしまうみたいです。
・・・昨日プリントを失くしてしまったこと・・・習い事の発表会のこと・・・部屋を片付けなきゃいけないこと、提出物が溜まっていること
5分も集中できずに、2問解いたらそういう事を語り出してしまう。
そしてダメな自分を責め出す。
この生徒さんを批判したいわけじゃないんですよ。
だってこの現象、わたしたちにもあるじゃないですか!
今に集中すればいいのに、今どうにもならないことを考え始めてしまう。
わたしは考えて考えて考えて・・・結局行動に移せなくなっちゃう方なので、この生徒の気持ちがよくわかります(笑
将来の不安とか過去の後悔に縛られるんですよね。
だからって何も考えずに無計画になるのは危険だと思いますが、
色々中途半端になってしまって停滞感を感じているなら目の前に集中できているかを問いかけてみるといいかも!
こなせないあなたが悪いのではない!不安が邪魔をしているだけ!
例えばこんなパターンありませんか?
→仕事中で3日後までに仕上げなきゃいけない資料が目の前にある。
→なのに頭の中で週末に招待されている結婚式に着ていくものがない、という不安が襲ってくる。
→帰りにお店にいくか・・・でも残業になったら時間ないわ・・・どうするどうする
これが一回で済む人はいいですが、たまにここで戻るパターンあるんですよ。
→あ、資料終わらせなきゃ!えっとどこまでやったんだっけ。
ってやってるうちに
→着るもの!そう!その不安が・・・・前日の土曜日?休みの日に出かけたくないんだよなぁ
資料早く終わらせれば残業もなくなるけど集中できないから進まないという負の連鎖。
行動が早い人はおそらく、ここで「今考えてもしゃーない!休憩時間にまた考えよう!」ってなるんだと思うのです。
楽観的に見えがちですが、今に集中できてるところがイイネボタン。
ところで、みなさんはマインドフルネスという言葉をどんなイメージで捉えてますか?
わたしは割とざっくり、ストレスで傷んだ心を癒すようなイメージで捉えてしまってたんですが、あれって心の筋トレだったんですね!
マインドフルネスって集中力の訓練が目的だったのか・・・と今更ながらに気づきました。
例えば瞑想は呼吸に集中することがポイント。考え事もその間は受け流す。
これを繰り返すと集中力が鍛えられるそうです。
とりわけ目の前にないどうしようもないこと、後で考えれば良いことがもつ不安に引きずられてしまう癖を今に集中できるように訓練していく。
身体の筋トレも割と無心になれたりするので、あれってマインドフルネスにもなるんじゃない?
そう思うと心も体も鍛えられる筋トレ最強説!幸せブースト!
瞑想が長く残ってきたのは、人間昔から将来と過去の不安に振り回される仕様なのかもしれませんね。
この話についてはもっと面白いことが書いてある本があったので後日ご紹介しますね。
今日は生徒さんを教えながら集中する難しさを教わった話でした。
それではまたー!