こんばんは。
本日が、今年2月からお世話になっていた
塾講師のアルバイトの最終日でした。
最後の授業で生徒からもらった言葉で一番うれしかったのが
英語を担当していた生徒から「先生、5科目の中で英語が一番楽しくなってきたんだ!」
と言ってもらえたこと。
次のテストの点数に反映されるかどうか、確認できないまま退職するのが残念になりましたが(笑
でも、この
「学ぶことが楽しくなってきた」
という心境になってくれたのはすごく嬉しかった上に、わたしにとって大きな収穫でした。
最初は授業するなんて自分に務まるかどうか不安でしたが、できなかったこと→できるようになるという手助けをできることがこんなに楽しいんだと学ばせてもらいましたね。
中でもこの「楽しくなってきた」発言をしてくれた、中学校1年生の英語授業は教えるこちらも楽しかったです。
この生徒さんは、部活動は熱心だけど勉強は苦手なまっすぐタイプの子です。
初回の印象は第1問をといてもらったときから(・・・・どうしよう、やるべきことがいっぱいすぎる・・・)と焦りました。
どんな状況かと言うと、いままで英語を学ぶ機会を積極的に取り入れてなかったのだと思うのですが、aとeが混ざったりアルファベットから怪しい感じ。
“eat”という単語の意味が読めず苦戦してる姿に、これは今しっかりやらないとまずいぞ、と焦るわたし・・・
というか本人の拒絶反応からか、その単語の音(発音)もイメージできていない状態。
そして、本人の「自分になんか英語なんて難しい分野がわかるわけないよ」という諦めモード。
とりあえず興味が湧くように日常の生活とつながるように説明したり(セブ○イレブンのセブンだよ、とかw)、 どのアルファベットがこの単語のどういう発音を担当しているのかという段階から身につけるようにしてみました!
すると徐々に積極的に単語練習したノートを見せてくれたり、「待って!これ覚えた!」と答えを言う前に思い出そうとしてくれたり(笑
楽しそうに報告してくれるようになったのです。
打てば響くってこういうことかー!
今日の最終日も「単語練習したい」と言ってくれたの涙出るんですけど・・・・!
5科目の総合点は決して優秀とは言えませんが、英語が一番高得点だったのは嬉しい結果でした。
でも、それ以上に「楽しいと思ってくれたこと」の方が、私の心に響きました。
「テストのためだから」といって無理に詰め込むより、できることの楽しみを見つけてこれからも学んでくれた方がきっと財産になる。
そういう思いが伝わってくれたらいいな、と密かに期待した授業でした。
将来、作曲の楽しみを子供に教えたいなという思いもあるので大変勉強になった半年間。
いつか活かせたらいいな!
先生業のみなさま、尊敬しますっ
ということで、みなさまもおつかれさまでした。
それではまた!