海のギャング『シャチ』が好き

海のギャング『シャチ』が好き

イルカやクジラは好きですか?

好きだよ!一緒に泳ぎたい!という方もいるかもしれませんね。

では、海のギャングと言われている、シャチは好きでしょうか?

血なまぐさいイメージなどが付きまとうので、怖いなぁと感じる人も多いかもしれません。

そんなイメージを持っている人にぜひ伝えたい意外性があるので、

今日は私が知っている彼らの魅力ポイントを語っておきます。

  1. おしゃべりする上、グループごとに方言がある
  2. 仲間想いで傷を負ったものやハンデがあるやつを気遣う
  3. 見た目がかわいい
  4. 人間とは比較的友好。めっちゃストレスに弱い

おしゃべりする上、グループごとに方言がある

シャチにはわたしたちのように声でコミュニケーションをとります。

言語とまで言えるのかわからないですが、様々な音を使いこなすとか。

シャチはグループを作って生活する生き物。

その音を分析すると、仲間ごとに方言のような特徴が発見されているそうです。

人間も方言をしゃべるということは、仲間意識が強まりますよね

この方言は代々受け継がれるそうですよ!面白い!

ちなみにこういうコミニュケーションで戦略を立てているのでしょうか

彼らの狩りの方法はすごく賢くて、結構残酷です。

子クジラをチームワークで代わり番こに上から押さえ込んで沈めることにより、徐々に窒息を狙ったり、氷の上にいるアザラシをいつの間にか取りかこみ、波を打ち付けて弱らせたり。

逃さず確実にチームワークで息を止めるっていう印象ですね。

まるで如何に省エネで最大の効果を生むか、考えているようです。

仲間想いで傷を負ったものやハンデがあるやつを気遣う

傷や先天的障害でうまく狩りに参加できない仲間にも餌を届けてあげたりと、グループ内で助け合う姿が報告されているそうです。

海のギャングとか呼ばれているので、弱者にはさぞ厳しい世界なのかと思えば

意外にやさしい世界(笑

狩りを教えるためにつかった獲物をキャッチアンドリリースしたり、ベビーシッターのような他の子の面倒をみたり。

いたずらに殺生はせず、助け合う生き方!かっこいい・・・

仲間想いもありますが、環境想いでもあります。

一見どれも同じように見えるシャチですが、クジラやあざらしなどを幅広く移動して食べる回遊タイプ・イカや魚をぼちぼち食べる定住タイプ・魚の群れを食べる沖合タイプ・・・そんな感じで分かれているそうです。

海の資源を枯渇させないよう(もちろん生存確率をあげるためでもありますが)ターゲットを分散していますね。

種全体の在り方も賢いと思います。

見た目がかわいい

いわずもがな。重要。めちゃくちゃ早く泳げて、賢くて、パンダのようなあの白黒模様がかわいいとか反則。

モノクロロゴとかも相性いいし、グッズでも映えるし(ぇ

人間とは比較的友好。そしてめっちゃストレスに弱い

口をあけると恐ろしいほど鋭利な歯が並んでいるシャチですが、野生のシャチが人間を襲うことはまずないそうです。

食べることもない。

哺乳類食べちゃうのに、人間は食物対象にならないのは陸地の動物扱いなのかな?

でも、飼育されているシャチがストレスから襲いかかってくることはあるとか。

どんなに環境を整えても、この広い世界の海を生きる種族にとってはストレスフルなのでしょうね。

些細な環境の変化も負担になるそうなので、意外にメンタルが繊細。

人間もそうですが、コミュニケーション特化で進化してきたので、色々なことに気を使ってしまうのかもしれません。

些細なことが心を蝕み、病気になってしまうそうです。

 

と、ざっくりではありますが、シャチの魅力を語ってみました!

いかがでしたでしょうか?

怖い生きものだと思っていたら、実は素敵な生き物だったと思ってもらえたら幸いです。

彼らに学ぶこともまた多いのではないかと思った秋の夜でした。

それではまた!